今年はとんでもない暖冬でなかなか思うように雪が降り積もってくれませんね。
そんな少ないチャンスの中、雪景色を撮りに高野山へ行ってきました。
壇上伽藍の入り口にそびえ立つ中門。
この写真は久しぶりに現像時ハイパスをかけてみました。最近こういうカッチリした現像はあまりしていなくて逆に新鮮に感じました。
こういう朱色の建物が照らされると反射で色被りが凄まじくなるので現像の時は苦労します。かなり取り除きましたが、全部は取れていませんね。
ハイライト部分の階調もちょっと納得していませんが、現像していて楽しい一枚でした。
中に入って根本大塔へ。
ここでは石灯篭と絡めた定番構図で。本当は雪が舞っていて欲しかったけど、高野山に到着する少し前にやんだようです。残念。。。
こちらは山王院へ続く参道。
右側からの灯りで周りの木々の影が伸びてきています。こういうのも面白いし、もっと表現できるスキルがあればなあと悔やんでおります。
壇上伽藍の撮影を一通り終え、金剛峯寺へ移動。
最初の数枚は手前にある橋のあたりから広角で撮っていたけど何か違う・・・。そう思って、
向かい側にある駐車場から望遠で抜くと納得。圧縮効果ってやっぱりすごい。広角で撮った写真は言うまでもなくお蔵入り。
もう一枚縦構図で。
撮影したのは早朝4時〜5時くらいだったのですが、融雪剤を撒く作業車や雪上ドリフトする車が結構走っていて賑やかな高野山の朝でした。
昔は1枚目の中門のようなカッチリした現像が好みだったんだけど、最近はちょっと暗めでふんわりというか優しい感じの仕上げの方が好きです。カメラ始めた頃は彩度上げたりとかしてたけど、今は断然彩度は下げる。昔の写真を見たらヤベーなって我ながら思う(笑)
多分、昔の自身の写真を見返してみて恥ずかしいと思うカメラマンはいっぱいいるはず(笑)
でもそれが成長の証なんでしょう。(と思いたい)
金剛峯寺の仕上がりは個人的に結構気に入ってて(構図は別として)、お寺の静寂感とか出せたような感じはします。あくまで主観として。
次回は生身供の様子などを。
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