少し前ですが、和歌山県のみさと天文台で星空を撮影してきました。
月が22時半頃に沈むので、それに合わせて到着するように出発しました。
この日の夜はGPVによれば良く晴れる予想。
「電波望遠鏡と天の川のコラボを撮るぞ!」
っと意気込んで乗り込みました。
現地に到着すると、何やら多くの人が。
どうやら天文台主催の天体鑑賞のイベントが行われていたようです。天体望遠鏡が数台並んでいました。
多くの人で賑わう中、自分も早速撮影機材のセッティングにかかります。
電波望遠鏡と天の川が入る位置にカメラを向け、しばらくパシャパシャしていると、途中で重大なミスをしている事に気付く。
「VCのスイッチがONになっていた(震え声)」
この時、タムロンの15-30で撮影をしていたのですが、VC(手ぶれ補正)のスイッチがONになっていたままでした(泣)
そしてタイミングが悪い事に、
ONで撮影していた時に綺麗に見えていた天の川は徐々に雲に隠れていく。。。
下の写真は何とか隠れる前に撮影したものです。(もちろんVCはOFFにしていますw)
すでに薄っすらと雲がかかってきているのが分かります。
その後、天の川は雲に隠れて再び見える事はありませんでした。チラ見えはあったけど。
天の川が拝めなくなったので、火星を撮る事に。
フィッシュアイを使って遊んでみたりしました。
少しだけ見えた天の川と火星。
ソフトフィルターは使っていないのに、この滲みよう。
この日は湿度も高く雲もあったことから、それが天然のソフトフィルターとなったようです。
おかげで火星の存在感が半端ないって!
西〜南西方面は完全に雲に覆われて星が見えなくなってきたので、比較的まだ晴れている東〜北東の空を撮りました。
昇ってきたオリオン座と電波望遠鏡。
天の川が早々に見えなくなり暇になったので、普段はあまり撮らない星グル撮影もしてみました。
このブログに載せる写真は解像度を落としているので、星の軌跡はあまり綺麗ではありませんが、まあ記録写真といったところでしょうか。
何枚か忘れましたが、多分30ss×60枚くらいを比較明合成して、あと不透明度も段階的(1〜2%)にしています。
全景をもう少し明るくした方が良かったかもしれない。。。
今回はメインで撮影しようとしていた天の川がすぐに雲に覆われてしまい、残念な結果になってしまいましたが、電波望遠鏡と星空の組み合わせは何か宇宙を感じるみたいで個人的には好きです。
また来年、夏の天の川のハイシーズンになったら訪れてみようと思います。
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