先日、大台ヶ原でペルセウス座流星群を撮影してきました。
当日は天気が微妙で行くかどうか迷ったのですが、GPVを見ると大台ヶ原周辺は夜中2時間程晴れるような予想。
これは一か八か行くしかないと思い、早速準備して向かいました。
良い意味でGPVが外れてくれたようで、向かう道中、星が見えていて期待は膨らむばかりでした。
しかし、そんな上がったテンションはそう長く続かず。
大台ヶ原ドライブウェイを走ると徐々にガスの中に。
視界もほんの数メートルしかないくらいにまでガスは濃くなり、一転して不安になりました。
でも大台ヶ原駐車場まであと少し。もちろん後戻りなんてしません。
そんな不安と少しの期待が入り混じった中、駐車場に到着。
到着してすぐに車外に出て空を確認。
見事にガスがかかっていました。でも時折ガスの切れ間から星空が。
特に火星は多少のガスがかかっていても一際輝いていました。
しばらく車内で待機して様子を見ることに。
1時間くらい経ってからでしょうか?
ガスが晴れ、星空が見えてきました。
急いで正木峠に移動。今回は日出ヶ岳には行かずに正木峠へ直行しました。
正木峠に着くと、そこには満天の星空が。
読みにくい天気だったこともあり、人はかなり少なめ。
撮影を始めた時は正木峠には誰もいませんでした。
まずは北東から北北東方面の空を狙いました。
天の川とアンドロメダ銀河、朽木を構図に入れて。
朽木の上を流星が貫くことを期待しましたが、現実はうまくいきません。
構図の端っこに流れました。存在感が薄すぎますね(笑)
しばらくこんな感じの構図で粘りましたが、流れてほしい所に流星は流れず。
飽きてきたので気分転換に移動してパノラマ写真を撮りました。
先ほどまで狙っていた反対側では絶賛接近中の火星が怪しく輝いています。この火星と流星群を絡めた写真も撮りたかったのですが、こちらも思ったような所に流れてくれず。
現実は厳しいです。
縦構図の写真5枚を合成してパノラマ合成。
ここには流星は写っていません。
左には火星。そしてアーチ状の天の川。
大阪方面の光害が厳しいですね。
薄明が始まる少し前から、昇ってくるオリオン座と流星を狙いました。
これが撮れた流星の中で一番大きかったです。
実は、この流星の数分前にオリオン座を貫く火球クラスが流れたのですが、その時NR中で撮れませんでした。。。
やはり流星群の撮影はダーク撮ってあとはひたすらシャッター切るのが良いかもしれませんね。
そしてできれば2台体制が望ましいかなと思いました。
1台はタイムラプス用にしても良いかと思います。
GPVと流星に振り回された1日でしたが、とても楽しく過ごせました。
でもできれば振り回されたくないけどw
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