京都、鷹峯にある源光庵。
ここには有名な『悟りの窓』と『迷いの窓』があります。
丸い窓は『悟りの窓』と言われ、「禅と円通」の心が表されています。丸い形は大宇宙を表現しているらしいです。
一方、四角い窓は『迷いの窓』と言われ、「人間の生涯」を4つの角で象徴しています。生老病死の四苦八苦を表していると言われています。
この源光庵、
2014年に「そうだ 京都、行こう。」で取り上げられてから一気に知名度が上がりました。
実は1995年にも取り上げられたのですが、当時はまだ外国人観光客も少なく、もちろんSNSもない時代。今ほどのブームは起こらなかったのです。現在はSNSの影響もあり、異常な程のブームとなっていますが、当時は現在ほどの過熱ぶりはありませんでした。
1995年、2014年いずれも紅葉の時期に取り上げられて、「源光庵=紅葉シーズン」というイメージがもしかしたら強いかもしれませんが、実は紅葉だけでなく、新緑や雪化粧した源光庵も大変素晴らしい景観を見せてくれます。
*雪化粧した源光庵も撮影済みですが、それはまたの機会に
1枚目は定番の構図です。
新録のカエデ。秋は燃えるような赤色に染まりますが、この季節は鮮やかなグリーンに染まります。
畳にもその緑色が反射します。
2枚目は『悟りの窓』。実はこの窓をこの構図で撮影するにはちょっとしたコツが必要です。
そのまま正面から普通に撮ると、窓の左側に僅かながら奥にある建物が入ってしまいます。その建物が入らず、且つ、畳の境目を中央にくるように撮影しました。少し畳の境目も斜めってますけどね(笑)
この写真に限ったことではありませんが、ブログへ掲載する際に解像度をかなり落としているので、眠い写真になっています。
ちなみに源光庵は撮影するなら午前中の早い時間帯がオススメです。多分方向的に午後は日光が….。
源光庵は何度も行っていますが、全て午前中に撮影しています。
3枚目は源光庵の入り口付近です。
もちろん『窓』も必見ですが、こういう所も美しいので是非堪能してください。
実は秋の紅葉シーズンも何度か撮影に訪れているんですが、なかなか休みと紅葉のピークが合わず。。。
昨年も行った時には枝だけになっていました(笑)
紅葉のピークが行った時の一週間前で、ピーク後に雨が降ってしまい全然ダメでした。。。
京都は源光庵以外にも、新緑が美しい場所がたくさんあります!
機会のある方は是非!!
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